ガイドスキル

レシピを一度教える。そのあとは、ずっと覚えています。

スキルとは、繰り返しできるやり方のことです。朝のブリーフ、通話の準備、片づけ。あなたのエージェントが、場面に合うときに手を伸ばせるもの。普通の言葉で説明するだけで、そのあとは彼らが当たり前にできることになります。

3 章
このガイドの内容· 3章
考え方

スキルは能力、エージェントはそれを使う人

一度教えます。渡したエージェントなら、誰でもできます。

こう考えると違いが見えます。エージェントは専門家です。ある種の仕事のために雇った人。スキルは、その人が身につけられる能力です。繰り返しできる一つの作業に名前をつけたレシピ。受信トレイを見るエージェントなら「自分の声で返信の下書きを書く」と「急ぎのものに印をつける」を、リサーチャーなら「あるテーマのまわりを読む」と「出典つきの要約を書く」を持っているかもしれません。

二つを分ける理由は、使い回しです。スキルは一つのエージェントの中に閉じ込められるのではなく、共有のライブラリに置かれます。「これをきちんと片づける」を一度教えれば、持つべきエージェントすべてに渡せます。そして一か所で良くすれば、その全員にとって良くなります。

スキルを作っているもの

これを項目として書き出すことは一度もありません。あなたが説明し、1Presence(ワンプレゼンス)が形にします。とはいえ中身は、三つの素朴なものです。

動き出すとき

それを呼び出す合図。あなたが言うひと言(「準備して」)、ルーティンの中でぴたりと合う場面、あるいはエージェント自身の作業の中でそれが当てはまる段階。

すること

手順を、順番に。何を集め、何を確かめ、どう組み立てるか。コードではなく、普通の言葉で書かれています。

生み出すもの

結果のかたち。決めたフォルダに置かれる1枚のブリーフ、あなたが確認するための返信の下書き、整ったノート。

すべてが普通の言葉なので、スキルは開いてそのまま読めるページを持ち、それ自身のリンクで指し示せます。何をするのか、どのエージェントが持っているのか、最後に動いたのはいつかが、そこに書いてあります。

教えてみる

スキルは、説明することで作られる

ここでのほかのすべてと同じやり方です。ほしいものを自分の言葉で言えば、1Presenceがそれを正確なかたちに変え、必要なところで鋭い質問を一つ二つしてきます。

スキルを作る

こう伝えてください

「準備して」と言ったら、次の会議を確認して、保管庫から背景を集めて、1枚のブリーフを書いて。

「準備して」で動き出し、必要な背景を集め、決めた場所にブリーフを置くスキルを形にします。細かいところはあなたに確認しながら。

こう伝えてください

「朝のブリーフ」スキルを作って。カレンダー、未読のメール、急ぎのもの、1枚にしてDaily/へ。

レシピを組み立ててライブラリに保存し、動かすべきエージェントに渡せる状態にします。

こう伝えてください

ノートの置き場所を決めて、そこに書いて、相互リンクする「これを片づける」スキルを教えて。

そのやり方を、あとでどの会話にも向けられる再利用可能なスキルとして捉えます。

手を入れる、共有する

こう伝えてください

準備のスキルで、直近2週間の出席者とのメールのやり取りも見るようにして。

既存のスキルをその場で編集します。変更は、それを使うすべてのエージェントに効きます。

こう伝えてください

受信トレイ番に「返信の下書き」スキルを渡して。

そのスキルをそのエージェントに渡し、能力としてできることの一部になります。

こう伝えてください

編集担当には、要約スキルの少し厳しめの専用版がいる。

共有のものはそのままに、そのエージェント向けの写しを作って仕立てます。

スキルを教える流れ

  1. 1

    やり方を説明する

    どんな作業か、いつ動き出すべきか、だいたい何を生み出すべきか。ひと文かふた文で十分です。

  2. 2

    質問に一つ二つ答える

    1Presenceが肝心なところを確かめます。動き出す合図の正確な形、出力の置き場所、出典を含めるかどうか。そのままチャットの中で。

  3. 3

    ライブラリに保存される

    スキルは普通の言葉で書き起こされて収まり、いつでも開いて読める自分のページを持ちます。

  4. 4

    必要なエージェントに渡す

    一つのエージェントにも、複数にも渡せます。そのそれぞれが、場面に合うときに手を伸ばせるようになります。

どちらを使うか

スキルか、それともエージェントまるごとか

手早い選び方を。スキルに手を伸ばすのは、繰り返しできる一つの作業を捉えたいとき。毎回同じように説明していて、同じ結果がほしいものです。エージェントまるごとに手を伸ばすのは、常駐する専門家がほしいとき。自分の担当と声とスキルの一式を持ち、あなたが直接話しかけ、時間とともに仕事が上手くなっていく存在です。受信トレイ番、リサーチャーのように。

二つは組み合わさります。専門のエージェントとは、つまるところ人格と、いくつかのスキルと、届けるコネクタの集まりです。そしてスキルの棚がひとたびできれば、次のワークフローを作るのは、ゼロから考えることではなく、すでにあるものを並べることになります。

白紙から始める必要もありません。カタログには、写して自分に合うよう手を入れられる出来合いのスキルの棚があります。良いスキルがどんなものかを知るには、たいていこれがいちばん速い道です。キットも自前のものを連れてきます。会議とアクションのキットは、その担い手が動かすスキルを一緒に入れてくれますし、それらはあなたが教えたものと同じように読めて、同じように直せます。キットのガイドを見る。

積み上がる

あなたの働き方のための、自分だけの土台。

スキルは積み上がってライブラリになります。一つひとつが説明の数分を省き、一つひとつが同じ品質の結果を出し、一つひとつが普通の言葉で直せて、エージェントたちの間で共有されます。あなたの働き方を、一度教えて、そのまま保ちます。

よくある質問

Q スキルとエージェントは何が違いますか。

エージェントは専門家です。自分の担当と声を持ち、あなたが話しかける常駐のアシスタント。スキルは、エージェントが手に取れる再利用可能な一つのレシピです。一つのエージェントが多くのスキルを持てますし、同じスキルを多くのエージェントに渡せます。エージェントを作ることについて、もっと。

Q コードを書いたり、フォームを埋めたりする必要はありますか。

ありません。スキルを普通の言葉で説明すれば、1Presenceが必要なところで質問を一つ二つしながら、きちんとしたかたちに整えます。自分のページの上では普通の言葉として読め、直すのも同じやり方です。

Q スキルを変えたら、すべてのエージェントに反映されますか。

はい。スキルは共有のライブラリにあるので、一度直せば、それを持つすべてのエージェントで更新されます。あるエージェントだけ違う版が必要なら、そのエージェント専用の写しをと頼んでください。共有のものはそのままに、1Presenceが写しを作ります。

Q 出来合いのスキルはどこで見つけられますか。

スキルの画面に、出来合いのスキルの棚があります。ほしいものにいちばん近いものを写して、自分に合うよう手を入れてください。キットのガイドを見る。

最終確認